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大森運夫(かずお)
☆作品について
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教師をしていた大森運夫は1961年退職し、翌年川崎市に移り住み画業に専念しました。その時の生活費のためにと、親族、知人が当時の月給程度の金額(現在価格30万円)で購入した絵画の一つです。
運夫の奥様が私の父の遠縁にあたり、又近くに住んでいた縁で購入したものです。
絵の左下側に「運夫」と読める署名が金色で書かれています。裏側等他に署名は見当たりません。また題名も不明です。
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サイズ 額縁 700Χ580㎜
絵画 527Χ408㎜
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☆ 大森運夫の経歴
日本画家で創画会会員の大森運夫は2016年9月29日、老衰のため死去した。享年99。
1917年9月23日、愛知県八名郡三上村(現、豊川市三上町)に農家の長男として生まれる。1937(昭和12)年愛知県立岡崎師範学校(現、愛知教育大学)を首席で卒業し、小学校教員となる。その後、40年広島高等師範学校(現、広島大学)に進むが、翌年肺結核のため中退。帰郷して療養生活を送った後、再び郷里で教鞭をとるようになるが、50年、当時新進作家として脚光を浴びていた中村正義と出会い、その影響で日本画を描き始める。翌年中村正義、平川敏夫、星野眞吾、高畑郁子らと画塾・中日美術教室を開設。51年第15回新制作展に「校庭」が初入選、また同年第7回日展に「稲荷前」が初入選するも、以後は新制作展で入選を重ね、骨太な筆致で風景や人物を描く。58年中部日本画総合展で最高賞を受賞。61年には教員を退職、翌年神奈川県川崎市に移り住んでいた中村正義の宅地内に転居し、画業に専念。同年第26回新制作展で、東京の山谷周辺を根城にする日雇労務者や浮浪者を題材とした「ふきだまり」三連作が新作家賞を受賞。66年第1回神奈川県展で、“オッペシ”と呼ばれる漁婦を主題とした「九十九里」が大賞を受賞、その賞金でフランス、スペイン、モロッコ、スイス、イタリア、ユーゴスラビアの6カ国を巡り、ロマネスク美術に啓発されて人物表現のデフォルメを押し進める。66年第30回新制作展「九十九里浜」二連作、67年第31回「モロッコ」三連作、70年第34回展では山形県庄内地方に伝わる黒川能に取材した「灯翳」「爾宴」が新作家賞を受賞し、71年新制作協会会員となった。以後も同展に「能登神雷譜」二連作(第36回展)、「佐渡冥界の譜」(第37回展)等、土俗的な
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商品の情報
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カテゴリーホビー・楽器・アート > 美術品・アンティーク・コレクション >
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■ 絵画
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