明治期・福徳神「吉祥天立像」吉祥悔過本尊・富貴繁栄・財宝金銭・木彫彩色・特大

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◉商品説明
ご紹介のお品は明治期・福徳神「吉祥天立像」木彫彩色のお品です。高貴な女性の装束をまとい掌には宝珠を載せるております。弁財天は良く見掛けますが吉祥天は珍しく貴重な逸品です。時代風化・指先の擦れ等はありますが神社にて祀られていた色鮮やかな彩色と大きさで存在感があります。

※参考お写真19枚目は「浄瑠璃寺本堂・安置の重要文化財」になります。

※本尊高さサイズ約58cm
※重量約3.5kg



■ 吉祥天
その名の通り吉祥・幸福・豊穣を授ける福神として古く神仏習合期から仏教に取り入れられ奈良時代から貴族階級の信仰を集めていたといいます。
■ 仏教では毘沙門天の妻とされ富貴繁栄の他に家庭を護る神でもあります。

※幸福や豊穣・繁栄をもたらす福徳神
※仏教では毘沙門天の妻とされ家庭を護る神
※密教では美女の代名詞といわれて信仰されていた
※奈良時代から貴族階級の信仰を集めていた
※平安時代には天下泰平や五穀豊穣を願う吉祥悔過の本尊として広まった

●神仏習合
日本における神道と仏教の信仰を融合・調和させた思想です。神仏混交とも呼ばれます。
神仏習合の思想は奈良時代に始まり平安時代後期に大きく発展しました。明治時代には神仏分離政策により禁止されました。
神仏習合の思想の特徴は次のような点です。
神と仏は同一であるとする宗教思想である
神と仏は姿形は違えども同じように人々を護ってくれる存在である
神と仏を同じ場所に祀り信仰する
神仏習合の思想は日光山や比叡山・宇佐神宮などの寺院や神社で実践されていました。

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